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【国際開発論】有田市フィールドワークを実施しました

公開日 2025年12月18日

12月13日、「国際開発論」の授業の一環として、フィールドワーク「有田から日本と世界へ~みかんとつながる幸せ~」を実施しました。

「有田のみかんを通して、幸せを共創する」ことをテーマに、本学学生15名が有田市を訪ねました。これは、JICA関西が行う地域理解プログラムと連携したもので、JICA留学生19名(アジア、アフリカ、中東、南米、コーカサスより18か国)も参加しました。

 

有田市にある早和果樹園では、有田みかんを加工して販売する「6次化」の取り組みについて、秋竹社長からお話をうかがった後に、グループに分かれて、選果、搾汁などの施設を見学したり、みかんジュースなどの試飲をしました。

 

▲収穫シーズンでたくさんの加工用みかんが集められています
 

▲併設されているカフェを見学

 

その後、日本人学生と留学生がグループに分かれて、地域の課題解決を含めて日本や世界にみかんを展開するアイデアを共に考え、発表しました。

 

▲日本人学生と留学生がともにアイデアを出し合いました

 

グループ発表では、「いろいろなイノベーションが見られた」、「価値を生かし切れていないと思うのでもっと英語でSNS発信したらどうか」、「新しいマスコットキャラクターを考えたので使ってほしい」、「みかんの皮を使った化粧品、石けんもできるのではないか」など、新しいアイデアが沢山出されました。

 

 

 

 ▲討議した結果を発表しました

 

早和果樹園の大浦常務は「7戸のみかん農家からはじめた組織だが、これからもみかんを中心に世界とつながりたいと考えている。英語による発信や新しいマスコットキャラクターなども考えたい」と話されていました。

 

和歌山大学の学生からは、「規格外のみかんも無駄にせず加工する取り組みは、食品ロス削減の観点からもすごい」、「グループワークでは、JICA留学生の母国についても深く知ることができ、日本との違いに驚かされた」との声が聞かれ、とても学びの多いプログラムとなりました。

 

ご協力いただいた果樹園の皆さま、ご参加いただいた学生の皆さま、どうもありがとうございました!

 

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